新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の急速な流行拡大は、日本に限らず全世界のビジネス及び経済状況にあくまでも悪影響を与えています。帝国データバンクの調査(11月17日時点)によると、「新型コロナウイルス関連倒産(法人および個人事業主)は、日本全国に705判明、その中に法的整理が629件、事業停止76件であります。
新型コロナウイルスによる経済・産業・社会への影響を減らすために、治療、診断から生産業、経営までのすべての分野に、IT導入やITを利用した働き方への変更など様々な対策は実施されています。新型コロナウイルスの背景でも利益を向上するための経営対策としてAR/VRを自社の事業に導入し、業務を自動化する取り組みがよく見られます。
DevSamurai Viet Namはここで経営対策のAR/VR導入事例をご紹介いたします。
事例1:AR活用による作業効率化と品質向上の実現
問題点:顧客オーダー毎に取り付け部品と配線の仕様が異なるため、1点1点部品のレベルと作業指示書の部品番号を目視で照合し、さらに図面を目視確認して配線作業を行っており、人の判断を必要とする作業となっており、非常に作業効果が悪かった。また、新型コロナウイルスの影響で、人手不足だったり、非常に高いコストだったりすることが事情だった。
課題:図面、部品ラベルや仕様の目視確認による人の判断を必要とせず、かつ間違いなく作業できるようにすること
取り組み内容:
① 顧客のオーダー情報と生産計画から、取り付け部品及び配線の仕様を取得
② 作業者がバーコードスキャナで部品を読み取ると、ARで取り付け位置を表示
③ 部品の取り付け後、配線ルートを同じくARで表示
デジタル技術:
① ARによる作業指示で、人の判断を要する作業を単純化
② ARゴーグルの活用で、ハンズフリー化と指示書のロケーションフリー化
③ 作業進捗や作業完了音にゲーミフィケーション手法を取り入れ、快適性の向上
映像:非公開
事例2:複合現実感ヘッドセットの製造工場オペレーター(VR)
問題点:毎週数十工場社員が入場するため、新入社員のトレーニングには時間を多くかかります。また、機械状態監視診断・メンテナンス作業やエラーが発生する際に修理することは専門家を雇用しなといけないし、人の判断が必要で待機時間も長いです。特に新型コロナウイルスの影響で売り高が下がっている背景で、利益を確保できません。
課題:新入社員のトレーニング作業にトレーナーの労力を必要にせず、それに機械の監視診断・メンテナンスと修理は専門家がいない時にも一般社員が行動できるようにします。
取り組み内容:
① 工場の仕組みや情報を取得。新入社員がゴーグルで工場全体を体験し、音声に案内されます。
② 機械のラベルやデータを全部取得し、よく発生するエラーの情報と修理方法をVRに取り付けます。
③ VRを通じて、専門家と相談し、操作の案内をうけます。
デジタル技術:
① VRによる作業指示で、人の判断を要する作業を単純化
② VRゴーグルでエラーログ確認や内部汚れ確認を自動化、警告
定性的結果
・コストと時間を削減
・再利用可能
・正確性を確保
定量的結果
コストを40%削減
映像
事例3:LeapMotionとSteamVRを備えた複合現実ヘッドセットの医療研究所VR
問題点:学生は本物の製剤をすると、様々なリスクや費用があります。
課題:VRで原薬の製造プロセスを体験させ、よくある発生や危険のある製剤を警告します。
取り組み内容:
① 医薬品原料の表示と映像、医薬品原料から医薬品中間体を経って、医薬品の有効成分を化学合成するプロセルを取得
② VRによる作業指示を単純化
③ 危険な化学合成作業を取得と警告
デジタル技術:
① VRにより製剤プロセルを指示、案内
② 作業中の危険を音で警告
定性的効果:
・コストと時間を削減
・再利用可能
・正確性を確保
定量的結果:
・コストを20%、時間を半分削減
映像
以上DevSamuraiベトナムはAR/VR導入事例をご紹介いたしました。COVID-19の感染拡大現状ではIT(技術情報)の重要な役割は益々注目されてきました。治療へのAI導入、経営や産業におけるAR/VR導入や社内業務の自動化を支援する会計システム/CRMシステム/人事管理システム導入などは企業のビジネスを支えているものです。
DevSamuraiベトナムは企業のデジタルトランスフォーメーションのサポーターとしてオフショア開発によるAR/VR開発サービスを提供しております。弊社は7年以上AR/VR専門家を擁し、数多くのAR/VRプロジェクトの経験を踏まえて、お手頃価格でAR/VR導入のコンサルティング・開発をご提供いたします。
AR/VR開発またウェブ・モバイルアプリ開発、UI/UXデザイン、システム開発に関するお問い合わせがあったら、ご気軽にDevSamuraiベトナムまでお問い合わせください。